私たちの日頃の行動やエネルギーの源泉は何だろうか。
「幸せになりたいから」「良い評価を得たいから」「安定した日々を送りたいから」
色々あるだろう。
そういった理由の中によく現れるのが「好奇心」という言葉だ。
「なぜその研究をしたいのか」ー「好奇心」
「なぜ旅に出たいのか」ー「好奇心」
「なぜ色んな経験をしたいのか」ー「好奇心」
「好奇心」ー聞こえのいい、もっともらしい言葉だ。
そして、それ以上の追及を難しくする言葉だ。
なぜなら、好奇心とは最も根源的な欲求の一つだからだ。
もちろん、純粋な好奇心は当然のごとく存在する。
だが、その「好奇心」のベールに隠されたものはないか?
例えば、見栄であったり、自尊心であったり、承認欲求であったりといった、より聞こえの悪い欲求が潜んでいるかもしれない。
でも、別にそれらの欲求を否定することはない。
そういうものとして受け容れて、それらを満たすためにまた歩んでいけばいい。
2019.02.10
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