経験と見聞と独断と偏見と想像で、よくいる大学生を12タイプに分類し、思いつくままに書き綴ってみた。
ただし、レイヤーは揃っていないし、MECEでもないのであしからず。また、大部分は私が大学生だった2018年に書いたものだが、その後色んな変化が生じているに違いない。
男性をイメージして考えたが、女性でも当てはまるものは多いと思う。
ちなみに「これピンポイントで俺・僕・私に当てはまってるくない!?」と思うことになるケースもあるかもしれませんが、それは同じような仲間がたくさんいるということを意味します。
さあ、あなたはどのタイプ?
サークル一筋系
軽音や登山やダンスなど、サークル活動に精を出すタイプの大学生
- あだ名で呼び合いがち。
- 1年の夏に皆で免許合宿に行きがち。
- 余暇はひたすらサークル関連活動に費やす。
- 活動費を稼ぐためにバイトする。
- パフォーマンス系は、学園祭などで大勢の前で披露することを目標に練習を重ねる。
- 大学時代の一番の思い出はサークル合宿や卒業旅行。
学生団体・ボランティア系
国際系学生団体や海外ボランティアに参加するタイプの大学生
- 学生の間にしかできない体験や人との繋がりを求めて、なんとなく参加する。
- 主にアジア地域(カンボジアなど)に行って活動しがち。
- 現地の子供たちとの写真をSNSにアップしがち。
- そこでの体験をSNSに長文で綴り、海外に行ったことのない地元の同級生らにコメント欄で感心されがち。
- 人と関わることが特に好きで、外向性が高い。
- 本当に意識が高い人は意外と稀。
- 基本的に温厚で人畜無害。
- 予定を埋めることが快感。
- シェアハウスに住みたがり、よく海などで皆で手を繋いでジャンプして写真を撮りがち。
- 好きな言葉は「仲間」「笑顔」。
スポーツ一筋系
運動部で日々鍛錬するタイプの大学生
- 部活や種目によってカラーが大きく異なる。
- 爽やかな人が多く、よくモテる。
- 声がデカい。
- もとがそうでなくても、ある程度陽キャにもなれる。
- 運動することによって性ホルモンが活性化するのか、性欲が強い傾向にある。
- 特にメジャースポーツの男はパリピ系の特徴を併せ持つパターンも少なくない。
- 飲食店でバイトしがち。
- 車の免許を取るのは部活を引退してから。
- 後輩にはよく奢る。
- 好きな言葉は「克己」「鍛錬」「感謝」「継続」「一所懸命」。
勉強一筋系
ひたすら学問に邁進するタイプの大学生
- 眼鏡率が高い。その場合、中学から既に眼鏡。
- ほぼ黒髪。
- 真面目でおとなしい雰囲気で、あまり目立たない傾向にある。
- 痩せ気味、猫背気味。
- 授業にはしっかり出席し、ノートもしっかり取り、テスト勉強には真面目に取り組み、成績は良い。
- 文系なら法学部に多いが、基本的に理系。
- ファッションに無頓着で、無難またはダサい傾向にある。
- 大学院進学を考えているが、文系の場合周りの多くが就活を始めるので少し不安。
バックパッカー系
長期休暇などのたびに国内外問わず旅に出るタイプの大学生
- リゾートバイトでお金貯めがち。
- ヒッチハイクしがち。その様子や感謝の言葉をSNSに綴りがち。
- 海外では東南アジア(特にタイ・カンボジア・ベトナム)に行きがち。
- 趣味と聞かれれば旅と答える。
- 旅について語りだすと止まらない。
- 旅の思い出をよく語る。
- 学歴が高いほど英語を話せる。
- パッケージ旅行や観光地巡りではなく、ローカルを重視するスタイルに誇りを抱く。
- 日本一周や世界一周に憧れを抱く。
- 航空券とパスポートの写真をInstagramやTwitterにアップしがち。
- 旅の体験談(長文)をSNSやブログなどで写真とともに投稿しがち。
- 南米ならマチュピチュやウユニ塩湖で撮った写真をプロフィール画像にしがち。
- 1日で取れる象使いの資格を取りたがり 、将来的にゲストハウスを運営することを夢とする。
ビジネス系
インターンやビジネスコンテスト、ビジネス系セミナーなどに積極的に参加するタイプの大学生
- サマーインターンは複数社参加する。
- 情報感度が高い。
- 自己啓発本が好き。
- SNSで意識の高いことを呟きがち。
- 大学当局に対して批判的になりがち。
- ただの意識高い系であるパターンも多い。
- 将来は起業したいと漠然と考えがち。
- 就職活動は早めに開始する。
- OBOG訪問には積極的。
- 内定獲得後は就活支援団体で後輩の指導にあたりがち。
- 自分でビジネスを始めて成功する猛者もいる。
パリピ系
いわゆるウェイ系の大学生
- チャラい。
- でも意外と寂しがり屋。
- 案外大学デビュー。
- サークルの飲み会やクラブなどを愛好し、よく騒ぐ。
- テニサーやインカレなど、大所帯のサークルに入りがち。
- 飲み会でのコールを率先する。
- 人数が増えるほど勢いを増す。
- あだ名で呼び合いがち。
- 笑い声が甲高い。
- よく群れたがり、連れションしがち。
- 茶髪や金髪に染めたりピアスを開けたりすることが多い。
- ノリが軽く、性欲旺盛で、飲み会などでワンチャンを狙う。
- 酒で失敗して後悔しても気が付けばまた失敗して後悔してる。
ボッチ系
社交性が低く、いつも一人でいるタイプの大学生
- 人見知りであり、あまり人と関わりを持とうとせず、単独行動が多い。
- そこに課題感を抱くも、なかなか友達をつくれない。
- 周囲からは真面目で無害な人として認識されている。
- おとなしく、口数が少なく、声が小さい。
- 肌は白めで、服装は地味で量産型。
- 親しい人を相手にするとよく喋る。
- 授業中や食堂などでうるさいウェイ系にヘイトを溜め込みがち。
- 漫画やゲームなど、インドアの趣味が充実している。
- 親からは少し心配されているが、気にしないでほしいと思っている。
ソロ系
社交性が低いわけでもないが単独行動が好きでいつも一人でいるタイプの大学生
- マイペースで、周りの目をあまり気にしない。
- 普通に交友関係はあるが、あまりつるまない。
- フットワークが軽く、趣味が充実している。
- 群れてばかりの人たちを見ると、少しバカにしたくなる。
- 浪人生に多い。
- 独自の哲学を醸成しがち。
- ボッチと思われたくないという気持ちは少しあるが、次第に気にしなくなる。
- 社会人になって数年経つ頃にはこの属性になる人が増える。
- 多分コロナによってかなり増えた。
社畜系
バイトにひたすら邁進するタイプの大学生
- 社会経験のためなどと言いがち。
- リゾートバイトに行きがち。
- 中学・高校・大学と、相対的な成績はあまり高くない。
- 何のためにバイトしているのか分からなくなりがち。
- 学費を自分で払っている場合は周囲からとても尊敬される。
- 年間100万くらい稼ぐ猛者も。(課税されないギリギリを攻める)
- 溜めたお金はサークル活動や旅行、免許取得などに使う。
- もっとバイト以外のことをしておけばよかったと後に振り返りがち。
ノーマル系
際立った特徴がないタイプの大学生
- ほどほどに勉強する。
- ほどほどにサークルなどで遊ぶ。
- ほどほどに趣味を楽しむ。
- ほどほどにバイトする。
- ほどほどに旅行に行く。
- 見た目は印象に残りにくいことが多い。
- 大学生活を楽しんでいると自覚している。
- 温厚で優しく、自己主張は強くない。
- 将来への漠然とした不安が強い。
- 就活時は大手企業を狙いがち。
引きこもり系
部屋で引きこもりがちなタイプの大学生
- 大学の授業をサボりまくり、落単が多い。
- 家でネットサーフィン、漫画、映画など、受動的快楽をむさぼる。
- 部屋は生活感が強く、散らかっている。
- 布団とツイッターが大好き。ツイート数は多い。インスタはしない。
- 一時は中退を考えるも、大抵は思いとどまる。
- 将来が漠然と不安で、このままでいいのかという後ろめたさがほぼ常にある。
- 自称ニート。
多くの大学生(男)は、これの組み合わせで説明できるんじゃないだろうか。
2018/09 作成
2023/04/20 加筆修正
コメント