振り幅絶大、刺激的な人生を

価値観

元暴力団組長の俳優がいる。ー安藤昇
元囚人の大統領がいる。ーネルソン=マンデラ

元百姓の関白がいる。ー豊臣秀吉
元人気歌手の累積犯罪者がいる。ー清水健太郎

元プロ野球選手の囚人(殺人)がいる。ー小川博
元詐欺師の連邦捜査局コンサルがいる。ーフランク=アバグネイル

聞いただけで、その人が駆け抜けた壮絶なドラマに想像力が膨らむ。

そこら辺に落ちているような「よくある普通の人生」ではなく、こんな振り幅の凄まじい、落差の激しい人生を送りたい。

こき使われる立場から統率する立場まで、極貧の生活から豪勢な生活まで、大苦難から絶頂まで、酸いも甘いも全て、両極を経験したい。しゃぶり尽くしたい。

なぜなら、同じような階層で生きることで見える世界は狭いから。

自分の知らない世界を、より広く感じてみたいという好奇心と冒険心。
書籍や会話や映画などを通じて「二次的に」ではなく、ナマの体験を。

そうすることで、それまで見えなかった、意識すらしなかった、新しい世界、そこにある刺激や感動、面白さに出会えるはずだ。

たとえその瞬間は幸せではなくても、人生にコクや深みが生まれる。
ただ楽しければいいとは思わない。魂に色んな経験をさせることにこそ価値がある。

死なないか、後遺症の残るレベルの重傷・重症を負わない限り、そして大切だと思うものを大切にしつづけられる限り、終わりよければ全て良し。

むしろ、苦難は振り幅を広くするチャンス
ある人は「苦難はあとで小説のネタにする」と言って作家になった。
それくらいの意気で。

だからこそ、挫折を恐れない
つまり挑戦するということ。

挑戦して何もかも上手くいくはずはない。
何もかも上手くいくのなら、それは挑戦ではない。
挑戦を続ける中で己の無力を思い知り、それでも立ち上がり、前へと進んでいく。

挑戦は、欲求から生まれる。
自分の欲求に素直になって生きれば、何に挑戦したいか、見えてくる。
些細なものでも、少しずつでもいいから、殻を破っていく。

そこら辺に転がっている「よくある普通の人生」じゃ先が見えてつまらない―。
ならば一度しかないその人生、思いのままに、掻き乱していこう。

2017.02

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