学生時代、長距離を中心にヒッチハイクを何度か実行してきた。
単に好きでやっていた部分もあるが、中にはやむにやまれぬ状況下で実行したケースも多い。
沖縄でピンチに見舞われた際は、過去の経験からヒッチハイクという手段を現実的選択肢として咄嗟に考えつくことができたことによって、上手く切り抜けることもできた。
荷物が大きいとして東京23時発の夜行バスに乗車拒否されたときは、インターチェンジまで歩いて翌朝には大阪に辿り着けた。
海外で色々あって砂漠の街に取り残されたときは、ほとんど車が来ない一本道で指を立てながら歩き、なんとか脱出することができた。
この記事は私の経験を踏まえたヒッチハイクのやり方、コツ、テクニックをまとめたものである。
各ヒッチハイク手法の紹介や特色、高速道路におけるコツや有用なアプリなどの情報を、細かい点まで網羅している。
また、単なるテクニック論に留まらず、個人的なヒッチハイク哲学や豆知識も記載している。
今サービスエリアなどにいてなかなか車が捕まえられない人や、これからヒッチハイクをしたいと思っている人は、これを読めばヒッチハイク戦闘力が無駄に上昇すること請負である。
ヒッチハイクとは
通りがかりの自動車に(無料で)乗せてもらうこと。
この方法で旅することをヒッチハイキング、旅行者はヒッチハイカーと呼ばれる。
ヒッチハイクの意義・目的
・交通手段を失った際の応急策
・旅費や交通費の節約
・冒険旅行
・人々との交流
・精神鍛錬、羞恥心克服
今の時代、例えば東京-大阪間であれば、夜行バスで3000円程度、安いときには1300円程度で移動することができる。そんな現代の(少なくとも)日本においては、旅費の節約手段としての意義は失われてきている。
しかし、ヒッチハイクには、単なる移動手段としての意義に留まらず、人々の善意に触れることのできる機会としての価値もある。
また同時に、普段は出逢うことのないような人たちとの出逢いなど運要素の強い刺激的体験でもあり、初対面の相手と狭い密閉空間でともに過ごすことによるコミュニケーション鍛錬、さらには精神鍛錬や羞恥心克服の手段(周囲からの視線など)としても有用である。
たとえ日本であっても100パーセント安全ということは有り得ないが、本人次第でかけがえのない経験を得られると断言できる。
全手法を通しての心構え (流儀)
あくまで、私が大切だと思うこと。
- 身なりは清潔に。
- 明るく爽やかに誠実に。
- 車内では極力眠らない。
- 警戒心を忘れず、所持品には注意を払う。
- 感謝の気持ちを言葉と態度でしっかり伝える。
- 乗せてくれた人に、乗せてよかったと思ってもらえるよう努める。
- 完全アウェーなのだからどう思われてもいいという心持ちで路上に立つ。
ヒッチハイクの手法
代表的な3つの手法について説明する。便宜上、名称をつけた。
サムズアップ法 (Thumbs-up way)
内容
道端で指を立てて待機、または歩く。
特徴
基本的に打率が悪いが、もっとも手軽に実行できる。ヒッチハイクの代名詞。
メリット
・紙やペンが不要なため、どこからでもすぐに始められる。
・歩きながらでも実行しやすい。
・雨が降っても傘を差しながら実行しやすい。
・指1本で停まってくれたときの達成感は格別。
デメリット:
・気付かれにくい。
・運転手側からすれば、わざわざ行き先を尋ねなければならないため面倒に感じられ、スルーの対象となりやすい。
・周囲から冷ややかな目を向けられることも。
・日が沈んで暗くなると使いにくい。
・車の数が少なければかなりの時間を費やしうる。
適性環境 (威力を発揮する環境)
・シンプルな地の道。(直線道路など)
・紙やペンがない状況。
・視界が暗くなく、目に付きやすい状況。
・ボードを作成する時間的余裕のない状況。
・停車しやすい場所。(混雑していない道路、信号の手前など)
・車の本数が一定以上である状況。
コツ・注意点
・運転手に目を合わせようとする。
・行き交う車が軌道を変えずに済む程度に身を乗り出してアピールする。
・ポケットに手を突っ込まない。
レイズアップ法 (Raise-up way)
内容
行き先(方面)をマジックなどで大きく書いた紙などを道端で携えて待機する。
特徴
紙(画用紙)とペンがあれば手軽に実行でき、かつ会話発展の期待値が高い。
メリット
・行き先を提示することで、注意を向けてもらいやすい。
・「声をかけてくれる=同じ方面行き」であるため、せっかく声をかけてくれたのに方面が違ったということには(ほぼ)ならない。
・見知らぬ人を車というプライベート空間に招き入れるというハードルを乗り越えて声をかけてくれる人は、好奇心旺盛でコミュニケーション能力が高く、優しい人である可能性が高い。そのため、車内での会話に苦労することがあまりない傾向にある。
・ゆえに仲良くなりやすい。(サンプル数が少ないがサムズアップ法も同様と思われる)
・目の前で車が停まってくれたときの達成感を味わうことができる。
デメリット
・(後述のジャストアスク法に比べて)時間がかかる。
・紙とペンを用意する必要がある。
・時には冷ややかな目を向けられる。
・日が沈み暗くなると使いにくい。
・雨が降ると紙が濡れてしまう。(対策は可能)
・車の数が少なければかなりの時間を費やしうる。
適性環境 (威力を発揮する環境)
・停車しやすい場所。(混雑していない道路、信号の手前、SAの出口手前など)
・気付いてもらいやすい場所。(信号の手前、SAの出口手前など)
・車の本数が一定以上である状況。(曖昧)
コツ・注意点
・運転手に目を合わせようとする。
・行き交う車が軌道を変えずに済む程度に身を乗り出してアピールする。
・読みやすいように少し大きめの紙に太めに書く。(太めのマジックや筆ペンを使用)
・文字にデコレーションを加えることで、注意を引いたり安心感を与えたりする。(例えば文字を可愛らしく書けば、そこから人柄を推測して安心してもらいやすい)
・紙にドライバーの興味をそそるような情報を加える。(例えば「沖縄から来ました」)
・単に掲げるだけではなく、ウザくない程度に動きをつけて目立つ。
・目的地が遠い場合でも、近場を書いた方が反応してもらいやすい。
・SA等にて従業員に「そこに立つのは危ないから」などと注意されれば、速やかに移動する。堂々としていればいい。
・紙を複数枚用意しておくことで、やってくる車のナンバープレートに記された地名に応じて最も停まってもらえる可能性の高い紙を繰り出す。(例:東京から名古屋に向かっているとき、静岡ナンバーの車が来れば「静岡方面」と書いた紙を、名古屋ナンバーの車が来れば「名古屋方面」と書いた紙を見せる)
・好奇心旺盛な人が乗せてくれる可能性が高い分、「どこから来たの?」「何を勉強しているの?」などと質問攻めに遭う可能性も高い。何台も乗り継いでいると会話内容が被ってしまい飽きてくるので、ある程度素性を明かしつつも、相手に質問するなどして会話を広げていくとよい。これは他の手法においても同様である。
ジャストアスク法 (Just-ask way)
内容
車のナンバープレートの地名を参考にしつつ、停まっている車や発進しようとしている車のもとに行くなどして、乗せてもらえないか尋ねる。あるいは、単純に車の主に話しかけるなどして少し仲良くなった上で、ヒッチハイクをしていることを告げて交渉する。
特徴
慣れるまでのハードルが比較的高いが、もっともスピーディに乗せてもらうことができる。
メリット
・車の数が少なくてもあまり問題ない。
・視界が暗くても関係なく実行できる。
・積極性とコミュ力次第ではあるが、他の手法に比べて時間がかかりにくい。
・もっともハートが鍛えられる(もちろん人による)。
デメリット
・慣れるまではハードルが高い。
・断り切れずに乗せてくれるケースもあると思われるため、他の手法に比べて会話が弾みにくい可能性が高い。(あまり心配する必要はないが)
・理由なく断られたときに少し沈む。
適性環境 (威力を発揮する環境)
・車の数が少ない状況。(路上、SAやPA)
・雨が降っている状況。
・視界が暗い状況。(夜など。紙が見えにくいため)
※物怖じしない精神とコミュニケーション能力があれば、いかなる状況においても威力を発揮しうる。
コツ・注意点
・声をかける際は、車をノックするのではなく、相手の視界に入り、何かを訴えようとしていることに気付いてもらう。(ノックされると若干高圧的に感じられたりビックリされたりすると考えられるため)
・運転手などが寝ている場合はアクションしない。
・声をかけた際、または交渉をする中で、相手の警戒を少しでも解くために、学生なら学生証を提示するなどして素性を明かすのも一つ。
・言うまでもなく、安心感を生み出すために明るく心地よい感じで話しかける。
・段階的要請法を用いる。(例:「次のSAまででも良いので乗せて頂けませんか」)
・先に少しでもプラスの関係を築いておけば乗せてもらいやすい。景色を眺めている人に「綺麗な景色ですね」、あるいは写真を撮っている人に「撮りましょうか」などと話しかけて少し仲良くなり、その上でヒッチハイクをしていることを告げて交渉すると、乗せてもらえる可能性が高まるであろうことは言うまでもない。
例文
「こんにちは(おはようございます、こんばんは)、私、ヒッチハイクをしてまして、~方面に向かっているのですが、もし差し支えなければ、次のSAまでで結構ですので、乗せていただいてもよろしいでしょうか」(SA・PAにて)
ここに書いてあることを心掛ければ、断られることが何度かあっても、確実にヒッチハイクを成功させることができるだろう。3台以内には大抵決まる。
高速道路利用時の工夫・注意点
長距離ヒッチハイク移動の場合、移動時間を考えると高速道路の利用が最も効率が高い。
高速道路でヒッチハイクをする際の工夫や注意点を紹介する。
高速道路に入る
高速道路に入るには、主に二つの手法がある。
1. インターチェンジ(IC)手前で、高速道路に入ろうとする車に乗せてもらう
インターチェンジとは高速道路の出入り口のことである。
2. SA・PAに直接入る
一般にあまり知られていないが、SAやPAには基本的に従業員用通路が存在する。(そこで働く従業員がわざわざ高速道路を走って出勤する必要があるのだとすれば相当面倒だろう)
ただし、従業員用通路は基本的に従業員以外立ち入り禁止であり、柵などが設置されていることもある。
また、SA・PAによっては、歩いて自由に出入りできるものもある。(例:富士川SA)
ヒッチハイク開始
SA・PAの規模や車の数から、レイズアップ法またはジャストアスク法のいずれかを選択する。
レイズアップ法の場合
SA・PA出口の手前の、スピードがあまり出ておらず、停まってもらえるスペースがある場所に待機する。
清潔な身なりで爽やかな笑みをたたえ、運転手と目を合わせる。
この際、笑われたりジェスチャーで冷たくあしらわれたりしても、どうせ今後会うことはないのだからとあまり気にしない。(ハートが鍛えられる)
ジャストアスク法の場合
車のナンバープレート記載の地名を参考に目星をつけ、話しかけにいく。
あるいは写真を撮っている人に「撮りましょうか」などと声をかけて多少懇意になり、その上でヒッチハイクしていることを告げるなどする。
相手が応じてくれたら、行き先を確認して乗車する。いずれも、感謝の言葉を忘れない。
乗せてもらったあとの注意
次に乗せてもらう車に早く巡り合うために、ドライバーが高速道路を降りる手前にある大きめのSA・PAで降ろしてもらうようにする。
スマートフォンアプリ「SAPAナビ」(iOS、Androidともに対応)を利用すれば、SA・PAの情報が一目瞭然である。
なお、SA・PAによっては、その次のインターで降りてしまう人が多いところもあり、大抵苦戦が強いられる。
SA・PAの楽しみ方
SA・PAにはご当地の土産物や食べ物がたくさん販売されている。
料金設定は高めであるため、長距離移動の場合は下手をすると食費だけで高速バス代を上回ることもある。
他にも、オブジェや景色を楽しむことができる。
また、SA・PAから徒歩で外部に出ていくことも可能であるため、そのSA・PAがある町を散策してみることもできる。
ただし、中心街からある程度離れているため、さらに地の道でヒッチハイクをしたり、スケートボードや折りたたみ自転車を駆使したりするのも一興。
ヒッチハイク豆知識・気付き
・東京の用賀インターはヒッチハイカーの聖地とも呼ばれ、乗せてもらいやすいとされている。インター付近のマック付近では、ヒッチハイカーが紙を掲げている光景が珍しくない。
・神奈川の海老名SAは国内最大級の規模を誇る。メロンパンが人気。
・沖縄ではヒッチハイクが比較的しやすいとの噂があり、本島を回るヒッチハイカーが多いらしい。
・「乗せてくれる人はトラック運転手が多い」という話があるが、私個人はサムズアップ法やレイズアップ法によって業務中のトラック運転手に声を掛けられたことはない。トラブル防止のため、乗せてはいけないという会社規則があったりするらしい。ただし、トラック運転手が運転する乗用車に声をかけてもらったことは何度もある。
・女性1人乗りの車に声をかけられたことは一度しかない(それは私が男性であることによるものが大きいと考えられる)
・夜間は眠気覚ましに乗せてくれる人もいる。
・レイズアップ法のみでも東京大阪間は最短8時間(7台、正月)で移動できた。高速夜行バスと同じくらい。
・当然ながら、ヒッチハイク経験者は乗せてくれることが多い。
・家族連れの方が乗せてくれることが意外にも多かった。(例えば、滋賀→神奈川移動、東京→大阪移動では、それぞれ7分の4が家族連れであった)
・SA・PAは基本的に24時間開いているので、中にあるソファやベンチで睡眠を摂ることも可能だが、慎ましくしておくに越したことはない。
・SA・PA内のトイレには掃除用のコンセントがあるものなので、それを利用して携帯機器等を充電することが可能ではある。(マナー的に良くない)
・長距離移動をすると、乗り継ぐにつれてドライバーたちの言葉のイントネーションが変わっていくのが面白い。
・東京の環状高速道路にあるパーキングエリアは夜に営業していないこともある。ルーレット族がたむろするからとのこと。
・キューバではお金を払うことになる。指を立てていると、お小遣い欲しさに皆すぐに止まってくれる。3台に乗ったがいずれも1分以内に捕まえることができた。1-2kmくらいなら30円分くらいでも問題なかったので、格安タクシーとしての利用価値が高い。
・スペインではヒッチハイクは比較的難しいとされる。ヨーロッパの中では比較的国内移動が安く済むからそもそもやる人が少ないというのがその理由の1つらしい。コロナ流行開始時期(ほぼ東アジア限定だった頃)だったからというのもあるかもしれないが、車の通りが多い場所で6時間以上待っても成果ゼロだったこともあった。
【余談1】私のヒッチハイク歴
2015年夏、山形県にて大勢の大学同期と免許合宿中、教習所でその日の教習が終了したあと自転車を借りてプールに遊びにいって戻ってきたら、宿までのバスが既に出発していた。脚を怪我していたので宿までの10キロ近い道のりを歩くのは難しく、他に帰る手段がなかった。そこでコンビニでペンとノートを買い、路上に立つこと10分、元ヒッチハイカーのお兄さんが乗せてくれたのだが、それが初めてのヒッチハイクであった。
そこの仮免試験で2度の脱輪をかましたことにより、教習所がチャーターする無料バスに皆と一緒に乗って帰ることができなくなり、新幹線で帰ることになった。一人だけ卒業が遅れたことをプラスにしようと思い、新幹線代として教習所から支給された約10000円を浮かせるために、送ってもらった米沢駅を出てその横の道路に立ち、高校時代にお世話になった宮城県のNPOの人たちを途中で訪ねて2泊するなどしつつ、アパートまで帰ることができた。
2016年の春には地元のある関西から箱根温泉まで7台、2017年の正月には東京から大阪まで7台を乗り継ぎ、秋には友人らとの旅行で金沢から白川郷と名古屋経由で横浜まで移動した。その年末には、富士山の樹海で野宿後、大阪で行われた高校同窓会に向けて5台を乗り継いだ。2018年にはキューバで短距離ヒッチハイクを何度か行った。
2019年には、関西に帰るために乗ろうとした夜行バスに荷物サイズ超過ということで積み込みを拒否されたため、同じ境遇の学生と急遽東京から大阪まで深夜帰省ヒッチハイクを敢行した。
2020年にはスペインのバルセロナから3台乗り継いでタラゴナ、タラゴナから1台でバレンシアと西へ移動。極寒の中バス停で丸まって寝たりマクドナルドの遊具の中で寒さを凌いだり、5時間以上待っても何も起きずに諦めかけたときに「明後日ならそっちの方面に行くからもし困ったら連絡してくれ」と連絡先を教えてくれた男性に乗せてもらったり(予約ヒッチハイク)と、その後船に乗ってアフリカ大陸に渡り、度重なるトラブルもあって砂漠の街から出るための公共交通機関がなかったのでThumbs-up法で脱出したりと色々あった。
【余談2】ヒッチハイクを通して出逢った人たち
・過去にヒッチハイクで日本を廻ったという会社員男性
・震災関連の会社で働く、東北を行き来する男性
・静岡出身で大学時代は少林寺拳法をしていたというトラック運転手
・工場で働く60代と思しき男性
・トラック運転手とその奥さん、名門校で強豪女子相撲部に所属する娘
・パッと見オラオラ系だが実は優しい中年男性
・キャンピングカーで日本を旅する家族
・タクシー運転手の運転する家族連れ乗用車(奥さんは看護師)
・チリ人と日本人の奥さんとその娘
・東京から静岡のアウトレットに向かう男性二人組
・大阪のイケイケの若者四人組
・東京で長年単身赴任をしていたという沖縄の中年男性
・かつて沖縄をヒッチハイクで廻ったという男性
・東京から西に向かう学生とフリーター二人組
・東京から京都にヒッチハイクで花見に向かおうとする大学生女子三人組
・ヒッチハイクで東京―大阪間?の短期往復を試みる高校生二人組
・フリーランスのデザイナーカップル
・富山大学の学生2人組(同い年だと分かっても乗せてもらう身として敬語を使った)
・会社を辞めてフリーであちこち出張している男性
・独立を検討中の男性とその奥さん
・不動産営業で20代にして年収1000万を超えて豪遊していたパニック障害の30代男性
・社会人をしている息子夫婦に会いにいく途中の熟年夫婦
・宮城出身で静岡の工場で働いているドライブ中の女性
・公立中学の教師2年目の若い男性
・自動車の耐久性能を検査する仕事をしている職人気質の中年男性
・真如園で先祖供養をしてきた帰りの老夫婦とその息子
・お小遣いの欲しいキューバ人たち
・深夜ドライブ中のルーレット族40-50代女性(途中でスピード違反で捕まる)
・三重から日帰り上京の22歳女性
・遠征中のJ3サポーター男性とそのお子さん
・バルセロナに住むアルバニア移民
・マドリード出身で一人娘思いの世界を飛び回るジョブホッパー
・自動車関係の仕事で各地を行ったり来たりする信仰心の強いモロッコ人
など
25台くらい乗ったあたりからは、どの手法も心理的抵抗なく息をするようにできるようになった。
述べてきた通り、ハートが鍛えられるというのは、ヒッチハイクの重要なポイントの1つだ。
日常でも旅の際でも、ヒッチハイクしてみてはいかがだろうか?
2017執筆
2020追記
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