私が一時期ハマッていたハイパー婉曲表現(回りくどい表現)について。
例えば、
授業取りすぎたから期末試験シーズンは非常に大変になりそうだ。
という一文を、少し回りくどく表現すると、
授業を取りすぎたので期末試験シーズンは想像を絶する辛さになるであろうことは想像に難くないと誰もが唱える状況であることは容易に推察できる。
といった具合になる。
誰も得しない。むしろ、読むのに時間がかかるし、害悪とまで言える。
・・・いや、人生は無駄があるからこそ面白い。
合理的にこなすところはちゃんとこなしつつ、様々なノイズを、寄り道を楽しんでいってナンボだろう。
では、大学受験期に作成した、初級レベルの婉曲表現を以下に記載する。
センター試験はケアレスミスとの戦いである。
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センター試験はケアレスミスとの戦いであることに疑いの余地はないということは言うまでもないと言っても当然ながら過言ではないということは否定できないと誰かが言ったとして、それに対して賛同の意を示さないのかと尋ねられたならば、賛同する意思がない訳ではないかもしれないと答える可能性はあると言っても嘘にはならないということは火を見るより明らかであろう。
マクドナルドとモスバーガーのどっちに行くかなんてどうでもいい。
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マクドナルドとモスバーガーのどっちに行くかなんてことはどうでもよすぎることは言うまでもないという意見があったとして、それに同意しないかと聞かれれば「そんなもの、決まりきっているわい」と返事をすることになるであろうことは想像に難くない…とかほざいてるおっさんがいたら、「うん、そうですね」と理解を示すことになるに決まってると言っても過言ではない可能性が非常に高いことは否めないという見解を私の脳内神経回路は示している。
・言うまでもない
・当然ながら
・と言っても過言ではない
・と誰かが言ったならば
・ということは容易に想像できる
・火を見るより明らかである
このあたりの表現を駆使すると、簡単に長いハイパー婉曲文を作ることができる。
2016.10
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