コロンビアの首都ボゴタは、路上にゴミが多かったり、排気ガスなどで空気が汚かったりと、衛生面の問題がいくつもあるわけだが、基本的には美しい。
落ち着いた雰囲気のシックで古風な建物もある一方でカラフルな建物も多く、視覚的な刺激が強い。
そんな街並みの美しさをさらに引き立てるのが、ストリートアート、ウォールアート、グラフィティだ。
もちろん落書き同然の質の低いものもあるが、その道の人たちの手による凄まじいアートは至るところに見られる。
では、実際にどんなアートが街中で見られるのか、近所にあるものをいくつか紹介していく。
一見そうは見えないが、この建物はレストラン。
トトロの猫バスや魔女の宅急便のジジなどといった日本のキャラクターも混じっている。
そのすぐそばにはこんなものも。
横浜にこんな感じの映えスポットがあったような。
これも多分レストラン。
ジャングルの戦闘民族のような(多分)女性。
左上には日本のお城が。
Transmilenioの駅「Universidades」のすぐそばにあるグラフィティ。
シャーマンっぽい、民族感あふれる感じ。
公園の壁面。こんな大きいものも珍しくない。
どうやって描いたんだろう。一人で描いたのだろうか。
これはホステル。
排水口に鼻の穴があれば完璧だった。
スペルは違うが、Bacanoとはコロンビア方言の俗語で「いいね、クールだ」などのニュアンスがある。
イカした音楽を流しながら、それっぽい雰囲気のある若い女性が目下制作中。
翌日通りかかったら、完成に近付いていた。
さらに後日。
奥の細長い道を進んでいくと、ホステル「Casa Colibri」がある。(「ハチドリの家」という意味)
このようにアーティストのInstagramのアカウントが書かれていることも多い。
別角度から。
さらに奥へ。
これが
しばらく経ったらこうなっていた。
ブルドッグ。
色んなハチドリ(?)が描かれている。
これはケーキ屋さん。
よく分からないけどユニークな絵。ここにもハチドリがいる。ハチドリは幸せの象徴らしい。
やっぱハチドリ多い。
公園の壁。
番外編
美しいものが多い中、こういう汚いものもあります。何かを消した痕にも見える。
しかもそのすぐそばにはコップと革靴、さらには使用済みコンドームまで。
一体ここで何があったのだろうか…。
なぜボゴタにはグラフィティが多いのかというと、壁に自由に絵を描いてもいいのだそうだ。ホントかよ。ただし私有地はNG。そりゃ当然そう。
お絵描きが好きなので、滞在中に何か遺そうか。
2018.03.18 作成
2023.03.02 編集
コメント